私の元妻はどちらかというと明るい性格でした。
あまりくよくよ悩むタイプではなく、いやなこともそれを割り切って受け止められる感じで後に引きずらない、
年齢は私と同じでしたが、精神年齢は年上に感じることがありました。
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そんなふうに元妻のことを見ていたので、元妻が本当に凹んでいた時も私は気づいていませんでした。
私たちには子どもがなかなかできませんでした。
そのことを私が思っていた以上に元妻は悩んでいたようです。
もちろん子どもができないのは私にも原因が有ると思ったので病院に一緒に行こうと言ったこともありました。
でも元妻は検査したら原因は自分にあるからといって一緒に病院へ行くことをずっと拒否していました。。
あの時強引にでも元妻と一緒に病院へ行けばよかったです。
子どもが出来ない悩みは妻一人の悩みではないのに・・・。
夫婦でしっかり共有すべきでした。
私は元妻にあまり子どもができないことで気を使わせたくなかったので、子どもの話はあまりしないようにしていました。両親にも事情を話して、気長に待っていてと常々言っていました。
子どもは欲しいと思っていたけど、いなければいないで夫婦だけの生活を楽しめばいいなんて心のどこかで思っていました。
その考えが甘かったです。
元妻も30歳を過ぎていたので年齢を考えればやはり子どもはすぐにでも生みたかったのでしょう。
私みたいにのんきな事言ってられなかったのだと思います。
例えどちらかに原因があって子どもができなくてもそれは夫婦二人が共有すべき悩みでした。
自分は別に気にしてないよなんて相手に言っても言われた方にしてみれば気休めにもなりませんね。
きっと元妻は自分のことをずっと責めていたんでしょう。
いまさらながら自分の愚かさに気づかされました。